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平成に発行された1万円金貨は価値が出る?天皇陛下御在位記念金貨幣と式典

日頃お買取りをしている記念金貨についてのコラムです。

今回は上皇陛下の御在位記念10周年と20周年を中心に祭典の様子や発行された金貨の詳細についてご紹介します。

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天皇陛下御在位10年の国民祭典はどのような式典だった?あの大物アーティストが曲を披露!

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2019年4月まで31年続いた平成の世。明仁上皇陛下が125代天皇として即位されてから10年後、記念の祭典が行われました。

1999年11月12日には、天皇陛下御在位10年をお祝いする国民祭典が盛大に行われました。



場所は皇居前広場で開催されていて、天皇皇后両陛下も出席されました。

この時に行われた式典には、政界からだけでなく、芸能界・スポーツ界・漫画家などいろいろな方面から多くの人が出席したのです。



そして一番印象に残っていると言っても過言ではないのが、ロック歌手YOSHIKIさんが天皇皇后両陛下に捧げる奉祝曲を作曲・演奏したことでしょう。

当時、音楽界の中でも人気の高いロックミュージシャンであったYOSHIKIさんが、天皇皇后両陛下の御前でピアノを生演奏するということは世間でもかなり注目を集め、大学教授の中には疑義を唱える人も数多くいました。



実は、この時演奏されたYOSHIKIさんの「Anniversary」という曲は、演奏すると20分以上かかるものでした。

しかし天皇皇后両陛下がお立ちになった状態で演奏を聴かれるということを事前に知らされたYOSHIKIさんは、天皇皇后両陛下のお体のことを気遣い、8分ほどに短縮したアレンジバージョンを当日演奏しています。

この曲は決してロック調音楽ではなく、ピアノ協奏曲形式で作曲されています。



もともとYOSHIKIさんはクラシック音楽を本格的に学んでいたので、こうした音楽を作ることが出来たのでしょうね。

YOSHIKIさんは翌年の春の園遊会に招かれていて、天皇皇后両陛下は式典の演奏を大変喜んでいたのではないでしょうか。



もちろん、御在位10年を祝福する祭典はこの他にも行われていて、一般参賀で記帳を受け付けたり、天皇皇后両陛下が二重橋に姿を見せ、一般の方々の祝福にお応えになっています。

茶会は宮中だけでなく京都でも行われていて、皇居東御苑では特別展も開催されています。特別展には、即位に関連した装束や御料車・儀装馬車などが特別に展示され、多くの人たちが懐かしんだり楽しまれたりしたものです。

天皇陛下御在位10年に発行された記念金貨はどのような金貨?

天皇陛下御在位10年金貨


天皇陛下御在位1万円金貨は1999年に発行されました。1万円金貨としては2番目に発行された金貨です。

ちなみに初めて発行された1万円金貨は1997年に発行された長野オリンピック開催記念です。

それ以前は10万円金貨というものが存在していましたが1万円金貨の歴史はそれほど長いわけではありません。



しかし額面が大きいということと、金貨に使用されている地金が少ないという理由から、偽造されるという問題が発生してしまったのです。

そこで額面を1万円に設定し、記念金貨そのものに使われる地金を額面以上に使用した1万円金貨が登場することとなりました。



今までに1万円金貨はいくつかの種類が発行されていますが、なかでも今回取り上げている天皇陛下御在位10年記念金貨はとても人気が高い金貨だと言われています。

その理由のひとつに、デザインの美しさがあります。表側は鳳凰と桐と白樺が描かれているのですが、中央に描かれている鳳凰は大きく羽ばたく姿となっていて、桐と白樺は鳳凰を際立たせるように控えめで上品な印象です。



裏面には菊の紋様と橘と桜があしらわれていますが、菊の紋様は言わずもがな皇室を表しています。

そして橘と桜ですが、右近の橘・左近の桜と言われるように、天皇陛下との位置関係を表している植物で、平安時代から天皇陛下のいらっしゃる大極殿の前庭に植えられていたものです。

天皇家の象徴ともいえる植物をモチーフにした裏面のデザインは、シンプルでありながらも気品を感じさせるものと言われています。



また、御在位10年記念1万円金貨はデザイン性の高さから収集家に人気となっているのですが、量目が20グラム・直径が28ミリと他の1万円金貨と比較すると大きく、存在感がある金貨であることも人気の理由と言えるでしょう。

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天皇陛下御在位20年の国民祭典はどのような式典だった?あの有名アーティストがダンスミュージックを披露!

天皇陛下御在位20年を祝福する祭典は2009年11月12日に行われましたが、御在位10年の時にも11月12日に式典が行われています。

これには理由があり、平成2年11月12日に即位礼正殿の儀が行われたことに因んでいるのです。

式典はいくつか開催されていますが、広く国民の心に残っているのは「天皇陛下御在位二十年をお祝いする国民祭典」ではないでしょうか。



御在位10年の時はYOSHIKIさんのピアノ演奏で話題となりましたが、御在位20年の国民祭典では若い人たちに絶大な人気を誇っていたEXILEが、奉祝曲「太陽の国」を披露したことで世間の注目を集めました。

EXILEはダンスと歌が中心となるアーティストです。

天皇皇后両陛下の御前でダンスミュージックを披露するということは異例のことだったのではないでしょうか。



いつものパフォーマンスとは異なり、オーケストラとのコラボレーションによる奉祝曲でしたが、両陛下は大きな拍手をもって彼らを称えられていました。

日本国民を代表するアーティストであったEXILEは、決してクラシックや雅楽といった音楽分野ではありませんが、日本国民の代表として選ばれたのだということがわかりますね。

天皇陛下御在位20年に発行された記念金貨はどのような金貨?

天皇陛下御在位20年金貨


天皇陛下御在位10年で記念金貨が発行されているのですから、御在位20年でももちろん記念金貨が発行されています。

実は、天皇陛下御在位20年記念金貨は国際的にも高い評価を受けていると言われているのです。



まずデザインですが、表面は鳳凰と瑞雲が大きく描かれていて、背景には皇居と二重橋を見ることが出来ます。

鳳凰と瑞雲は縁起が良いことが起こる前兆と言われていて、御在位20年の先も世の中が平穏であることを願っているデザインと考えることが出来ますね。

裏面には菊花の紋章が大きく描かれています。



御在位10年の記念金貨とは異なり、菊花紋章のみが大きく中央に描かれていて、より天皇を象徴するデザインとなっています。



この御在位20年記念の1万円金貨は国際的にも高い評価を受けていることを知っていますか。

世界中でコインや記念硬貨は発行されていますが、コレクターの間では額面の価値ではなく、デザイン性での評価を重視する人が多くいます。

こうした美しいデザインはコンペティションで競技され、芸術的に認められたコインや記念硬貨は賞を与えられるのです。



国際的にも有名な記念硬貨の競技会と言えば「MDCコインペティション」が代表格となりますが、2010年に御在位20年の記念1万円金貨が、金貨の中で最も美しい貨幣として受賞を受けています。

大きさとしては御在位10年の記念1万円金貨と同様、量目20グラム・大きさ直径28ミリです。

このコンペティションでは、2つのカテゴリーに受賞が分けられています。



ひとつが技術面に優れた貨幣であり、もうひとつが最も美しい貨幣です。

御在位20年記念の1万円金貨は後者の最も美しい貨幣に選ばれているので、見た目の美しさが評価されたものと思われますね。

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如何でしたでしょうか?平成に発行された天皇金貨と式典の様子についてお話をしました。

平成31年には御在位30年を記念した記念金貨も発行されました。

発行枚数は5万枚でしたが人気があり造幣局からの発行でしたが抽選となりました。そちらも高価買取をしています。



気になる国内の記念金貨の価格は、こちら買取本舗系列のコイン買取専門サイト『金貨買取本舗』からお探しください。

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