STUSSY(ステューシー)の歴史について

ステューシーイメージ画像

STUSSY(ステューシー)は、ストリートファッションの王道ブランドです。
有名芸能人がブームの立役者になり、日本でも一大ブームになりました。
今回はSTUSSYの歴史を紹介します。

ステューシーの創業

STUSSYの始まりは、1980年南カルフォルニアのラグナビーチを拠点とした、サーフカルチャーのローカルブランドです。

ブランド設立者「ショーン・ステューシー」は、サーフボードを削るボードシェーパーをしていました。

彼の独創的なデザインは、サーファーから熱狂的な支持を集めます。
店の広告のためにデザインした殴り書きのような、筆記体のロゴが入ったTシャツを販売したところ、すぐに人気を集めました。
このときのロゴが、現在のストックロゴの原型です。

自宅のガレージから始まったブランドが本格化
1980年に設立したブランドは、1984年に会計士の「フランク・シナトラ」と会社化をします。

その人気もあり2年後には、ニューヨークとロサンゼルスにショールームをオープンしました。

同年には、日本でも初めてのブランド展開をし、翌年IST(仲間を意味する)スタジャンを製作します。

DJやアーティスト、ミュージシャンなどのなかで、同じ感性を持つ人たちをISTと呼んだそうです。

さらに、1992年には東京の自由が丘に、日本初の直営店「ステューシーギア」をオープンしました。

ショーン・ステューシー退任後のSTUSSY

1996年STUSSYは、ブランド設立以来最低の売上になります。そんななかショーン・ステューシーは退任しました。
彼の退任後は、共同創業者であった「フランク・シナトラ」がブランドを率い、アートディレクターとして「ポール・ミルトマン」が就任します。
ところが、1990年代前半「ヒップホップ」と「アーバン・スタイル」の流行が融合したアーバンブランドの時代だったため、アメリカでのブランド展開は不調に終わりました。
そのため、海外への経営戦略に注力をはじめます。とくに日本は、この1990年代裏原系ファッションが流行していました。
ISTの藤原ヒロシが着用していたことで、ブランドへの評価が高くなりプレミア価格が付いたほどです。

STUSSYのさまざまなコラボ

STUSSYはブランドを立ち上げてから、現在までさまざまなコラボを行ってます。
コラボの実績として有名なものをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

コラボの実績(1)NIKE
とくに有名なのが、スポーツメーカーのNIKEとのコラボではないでしょうか。
NIKEとSTUSSYは、2000年からコラボを展開しています。2015年には、STUSSY設立35周年とナイキのエアマックス95が20周年でした。
この両ブランドの記念すべき年に、限定モデルのエアマックス95を販売します。
限定モデルのエアマックス95は、 3カラーでNIKEの持つ高い機能性を活かしたモデルです。
アウトソールには、両ブランドのロゴマークがデザインされています。

コラボの実績(2)CASIO
STUSSYは時計ブランドCASIOの、人気モデル「G-SHOCK」とのコラボをしています。
1997年にコラボを展開し、G-SHOCKの限定モデルの販売をはじめました。
当時売り出されていたモデルの特徴は、STUSSYのロゴが裏蓋や通常カシオのロゴが刻まれる12時の位置にデザインされていたことです。
ブラックとシルバーで統一されたボディが、G-SHOCKブームもあり爆発的人気となりました。
その後25周年や30周年の節目など、頻繁にコラボ商品を販売しています。


コラボの実績(3)Dr.Martens
STUSSYは2012年にDr.Martensとコラボします。発売したモデルは人気で好評でした。
その4年後、再びタッグを組み新しいデザインを発表します。
デザイン性だけではなく、クッション性の高いソールで履き心地の良さを重視した商品です。

まとめ

STUSSYは、ストリートファッションの王道ブランドとして人気があります。
1990年代の日本では、裏原系ファッションが流行していました。
ISTの藤原ヒロシが着用していたことで、ブランドの評価が高くなりプレミア価格が付いたほどです。

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