ブランド腕時計高価買取、売却方法2 – ロレックス


Rolex -ロレックス-

ロレックスに限らずブランド品には大きく分けて、正規店で購入する「正規品」と
並行店で購入する「並行品」に分けられます。

正規品とは、ロレックス スイス本社から日本ロレックスに直接輸入された商品です。
これらは正規店でのみ購入が可能です。
正規店ではロレックスが定めた定価が基本価格となりますので、
デイトナ、ミルガウスなどのプレミアム価値の高いモデルも
定価購入することができる可能性があります。

片や並行品とは、ロレックス スイス本社から世界各国の正規取扱い店へ入荷した商品を
バイヤーが購入し、日本に持ち込んだロレックス商品を指し、
それらの商品自体は、正規品も並行品も同じ品物です。
但し、並行品の場合は為替や物価の変動により安く仕入れることができる場合があり、
並行店では定価以下の購入が可能です。

大きな違いは正規店購入の場合、名前入りの保証書が発行されることです。
並行店で購入しても「国際保証書」が付いてきますので正規品同様に
正常な使用で故障した場合は日本ロレックスにて2年間は無償で修理をしてもらうことが
可能です。

但し、ロレックスを手放す場合、個人情報保護法の関係で、正規店購入の際に付いてくる
個人名入り保証書よりも海外発行の「国際保証書」の方が好まれる場合もあり
買取価格が並行品のほうが高いこともあるそうです。
正規品でも保証書の個人名を消して販売されるため情報漏洩の可能性はなさそうです。

購入価格が安い上に買取してもらいやすいなどこれらの理由により、
約8割くらいの方が並行店で購入しているようです。
並行輸入店の中にはロレックス専門店、ブランドショップ、ディスカウントショップ、
大手電気店、質屋と様々な取り扱い店が存在しますが、一番売れているのは
知識の豊富さや独自のメンテナンスや保証サービスからロレックス専門店のようです。

王冠マークについて

ロレックスは王冠マークが有名ですが、このマークは王冠ではなく、
時計職人の「手」をモチーフにしているという説が有力なようです。

風防の透かしについて

王冠(手の)マークは文字盤のみならず風防ガラスの6時の位置にも刻印されています。
これは偽物防止のためにロレックスが高度な技術を用いて透かしで彫っているもので、
肉眼で発見するのはかなり難しいです。
※因みに、ミルガウスのグリーンサファイヤクリスタル(Ref.116400GV)には、その王冠透かしが彫られていません。

品番について

ロレックスの品番、Z品番、M品番にこだわる方が多いようです。
特にモデルチェンジ直前に出た品番(最終品番)は高値で取引されるケースが多く、
デイトナRef.16520の最終P品番は他の品番と比べて100万円近い価格差で売買されています。
最近の品番はMとなっていますが、これはA~Zまで順番に付けられているわけではなくランダムで
年度毎に変更されるわけでもなく正確な製造時期などはわかりません。
下記は各品番のおおよその製造時期です。

1987年~ R番
1989年~ L番
1990年~ E番
1991年~ X番,N番
1992年~ C番
1993年~ S番
1995年~ W番
1996年~ T番
1997年~ U番
1998年~ A番
2000年~ P番
2001年~ K番
2002年~ Y番
2003年~ F番
2005年~ D番
2006年~ Z番
2007年~ M番
2008年~ V番
2010年~ G番

※2010年のG番以降の2011年モデルからは、
8桁の英数字を用いたランダムシリアル番号になりました。
G番は生産本数が少なく今後希少価値が出る可能性があります。

ルーレットとは

2004年以降に発表された新作モデルやZ品番M品番などの新しいシリアルナンバーの商品には
文字盤と風防の間の円周にシリアルナンバーが刻印されています。
これを通称「ルーレット」といいます。
現在はルーレット有りと無しが混在し、好き嫌いが分かれています。
しかしこのルーレットは、そこまで目立つものではありません。
モデルチェンジが決定したシードゥエラーにはルーレット有りタイプが存在しないようです。

ロレックスの保管方法

一般的に知られているようにテレビやスピーカーなど電磁波を発生させる場所や、
携帯電話の近くに置くのも良くないです。
電磁波がムーブメント内に帯磁すると、歯車の動きを速めるなどの
精度の狂いが生じる可能性があります。

防虫剤に使用されている樟脳は文字盤に変色をもたらす可能性があるので
タンスに保管するのも注意が必要です。
もちろん水場や火のそば、落としやすい場所に置くのも危険です。

飲み物などには鉄分や糖分が含まれているものがあります。
鉄分は金属を腐食させる働きがあり、糖分はサビ浮きの原因となります。

日の当たる場所に置いておくと日光そのものよりも、ケース内に熱がこもる危険性があります。
ケース内で温度が上昇すると、ムーヴメント内に塗布されているオイルや文字盤塗料の劣化を
早めてしまう可能性があります。

小さなケースの中に繊細なパーツがいくつも凝縮されているロレックスなので
保管には気を付けたいですね。

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