【シャネル】ニュートラベルラインの定価は?時代遅れって本当?今持つべき理由

かつてシャネルのカジュアルラインとして流行した『ニュートラベルライン』。ナイロン素材の軽さと優れた収納力で、多くの女性から支持を集めました。
しかし、すでに廃盤となっているラインのため、「そういえば昔持っていたな」「今使うのは時代遅れかな」と感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、『ニュートラベルライン』の現在の定価や時代遅れと言われる理由、現代のファッションシーンで再評価されている魅力や豊富なラインナップについてご紹介します。
『ニュートラベルライン』の購入を検討されている方や、持っているけれど今は使っていないという方は、ぜひ最後までご覧ください。
シャネル ニュートラベルライン定価は?
ニュートラベルラインは2001年頃に登場し、2010年頃に廃盤となったため、現在正規店での取り扱いはありません。
新品を入手するのは困難なため、ブランド専門の中古販売店や通販サイトなどを利用して中古品を探すのがおすすめです。
中古市場での価格
廃盤になった今、ニュートラベルラインの価値は中古市場での需要によって決まります。発売当時は比較的手に取りやすい価格帯でしたが、現在の市場価格はどのようになっているのでしょうか。
アイテムの種類や状態によって価格は変動しますが、おおよその目安は以下のとおりです。
アイテム名 | 中古市場での価格帯(目安) |
---|---|
トートバッグ | 4万円~10万円 |
ボストンバッグ | 3万円~7万円 |
チェーンショルダーバッグ | 10万円~25万円 |
バニティバッグ | 2万円~5万円円 |
状態の良い物や未使用品は、高値で取引される傾向にあります。
特に近年のヴィンテージブームの影響で、廃盤品であるニュートラベルラインの価値は再評価されているといえるでしょう。
ニュートラベルラインの特徴と魅力
なぜ今、ニュートラベルラインが再び注目されているのでしょうか。それは、他のシャネル製品にはない特徴と現代のライフスタイルにマッチした魅力があるからです。
ここでは、ニュートラベルラインの特徴や魅力について3つ解説します。
軽量で収納力がある
ニュートラベルラインの最大の特徴は、ナイロン素材を使用した軽さと優れた収納力です。レザー製のバッグと比べて軽く、荷物をたくさん入れても快適に持ち運べます。
また、横幅やマチが広く、見た目以上に大容量なので、普段使いにぴったりです。
折りたたんで旅行カバンに収納することもできるので、日常から旅行まで幅広く活躍するアイテムといえます。
仕事にも使いやすい
ニュートラベルラインの中でも、A4ファイルやノートパソコンがすっきり収まるトートバッグは通勤や通学用として人気があります。
ナイロン素材で軽いため、タブレットなど重い荷物を入れても負担になりにくいのが魅力。
書類やノートパソコンを持ち運ぶ、現代のワーキングスタイルにマッチする高い実用性を備えています。
また、シャネルを主張しすぎない落ち着いたデザインなので、ビジネスシーンでも悪目立ちせず、程良い華やかさをプラスしてくれます。
豊富なサイズと種類の展開
幅広いニーズに応える、用途にあわせたサイズや多彩なラインナップもニュートラベルラインの魅力のひとつです。
定番のトートバッグは4サイズ展開で、長財布やスマートフォンなど必需品が収納できるサイズから、旅行用の荷物が入る大きめサイズまで揃っています。
ボストンバッグやチェーンショルダーバッグ、ポシェット、バニティバッグなど種類やカラーバリエーションも豊富に展開されています。
そのため、自分のライフスタイルにあわせたお気に入りの一品が見つかるでしょう。
ニュートラベルラインが時代遅れと言われる理由
「ニュートラベルラインは時代遅れ」「今更持つのは古い」といった声が聞かれることがあります。
その理由は、廃盤になったことにあるといえます。発売当初、比較的リーズナブルで使い勝手が良いため多くの人に購入され流行しました。
当時のブームを知る世代からは「一昔前のバッグ」という印象を持たれるのでしょう。
しかし近年、ヴィンテージシャネルの流行により、その価値は再評価されています。
たとえばトートバッグは、ジャケットスタイルのようなきれいめなオフィスカジュアルにも自然に馴染みます。
Tシャツとデニムといったシンプルなコーディネートにあわせれば、さりげない高級感をプラスしてくれるでしょう。
現代のファッションにも柔軟にフィットする点が、再評価されている理由のひとつです。
ニュートラベルラインの種類とサイズ
ニュートラベルラインにどのような種類やサイズがあるのかを知れば、自分のライフスタイルにあったお気に入りの一品を見つけられます。
ここでは、ニュートラベルラインの代表的なアイテムとそれぞれのサイズをご紹介します。
トートバッグのサイズ
サイズ | 横幅×高さ×マチ | 特徴 |
---|---|---|
PM | 約29×22×12.5cm | 長財布やスマートフォンなど必需品が入り、ちょっとしたお出かけにぴったりなサイズ。 |
MM | 約35×26×15cm | A4書類が余裕で収納可能な定番サイズ。通勤や通学用にもおすすめ。 |
GM | 約34×32×12cm | MMサイズよりも高さのあるサイズ。タブレットや小型のノートパソコンも持ち運び可能。 |
TGM | 約36×43×15cm | 開口部が広く大容量のため、スポーツや旅行時の使用におすすめ。 |
ボストンバッグのサイズ
サイズ | 横幅×高さ×マチ | 特徴 |
---|---|---|
ミニ | 約30×19×15cm | 小さくても横に長いため、長財布も収納可能。近所へのお出かけ用にちょうど良いサイズ。 |
M | 約40×30×23cm | 高さがミニの1.6倍の大きさ。A4サイズの書類も入り、ビジネスシーンにも活用できるサイズ。 |
L | 約45×30×23cm | ノートパソコンやタブレットも収納できるサイズで、普段使いや旅行用にもおすすめ。 |
LL | 約55×33×20cm | 開口部が広いため荷物の出し入れがスムーズ。旅行用にぴったりなサイズ。 |
その他(ショルダーバッグなど)
種類 | 横幅×高さ×マチ | 特徴 |
---|---|---|
Wチェーンショルダー | 約25×16×6.5cm | チェーンがダブルになっているデザイン。ちょっとしたお出かけ用に持ち運べるサイズ。 |
チョコバーチェーンショルダー | 約26×12×4cm | 板チョコのようなデザインが印象的。必要最低限のアイテムが収納できるコンパクトサイズ。 |
バニティバッグ | 約20×6×14cm | 収納力に優れていて、化粧ポーチやハンドバッグとしても使える。 |
ニュートラベルラインと旧トラベルラインの違い
トラベルラインが1999年に廃盤となってから2年後の2001年に、ニュートラベルラインが登場しました。
新旧の区別をするため、モデルチェンジ前の物は旧トラベルラインと呼ばれています。
ここでは、ニュートラベルラインと旧トラベルラインの違いについて3つ解説します。
デザインと柄の違い
最もわかりやすい違いは、格子柄のデザインです。旧トラベルラインがひし形の格子柄をプリントしていたのに対し、ニュートラベルラインは縦横の格子柄へと変更。
ナイロンジャカードで織り込まれた柄の中にはココマークがさりげなく溶け込み、高級感を演出します。
プリントから美しい織柄になったことで、より洗練され上品な印象にアップデートされました。
カラーバリエーション
カラーバリエーションも大きく異なります。旧トラベルラインはブラックのみでしたが、ニュートラベルラインでは豊富なカラーバリエーションが登場しました。
定番のブラックはもちろん、華やかなレッドや上品なピンクベージュ、シックなブラウンなど多彩なカラーが揃います。
自分の好みやファッションにあわせて、自由に選べる楽しさが加わったのも人気の理由です。
使用されている素材
素材にも違いがあります。旧トラベルラインでは、ナイロン生地に柄をプリントしていました。一方、ニュートラベルラインでは上質なナイロンジャカードを採用しています。
ジャカード織りはプリントとは異なり模様を直接織り込むため、厚みのある立体感が特徴的な生地です。このアップグレードにより、高級感と耐久性がともに向上しました。
【まとめ】ニュートラベルラインは今も使えるのか
この記事では、廃盤となったシャネルのニュートラベルラインの定価や時代遅れといわれる理由、なぜ今持つべきなのかについて解説しました。
結論として、ニュートラベルラインは今でも十分に使える魅力的なアイテムです。
近年ヴィンテージシャネルの人気が高まっていることから、レトロな雰囲気が今っぽいと捉えられています。
軽量で実用的な点も、現代の多様なライフスタイルに見事にマッチしています。
もし、ご自宅のクローゼットに使っていないニュートラベルラインが眠っているなら、ヴィンテージ品として価値のある資産になるかもしれません。
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