本日は、一分銀 一朱銀等 計10点をおまとめでお買取りさせていただきました。
一分銀（いちぶぎん）とは、江戸時代末期に流通した銀貨の一種です。形状は長方形で、表面には「一分銀」、裏面には「定 銀座 常是」と刻印されています。額面は1分。その貨幣価値は、金貨である一分金と等価とされ、したがって1/4両に相当しました。一分銀の種類には
- ・天保8年-安政元年まで発行された天保一分銀（古一分）
- ・安政6年-明治元年まで発行された安政一分銀（新一分）
- ・明治元年-2年まで発行された貨幣司一分銀（川常）等の種類がございます。
一方の一朱銀（いっしゅぎん）とは、江戸時代後期に流通した長方形短冊形の銀貨の一種で計数貨幣です。額面は一分の1/4、一両の1/16に当たります。一朱銀には
- ・文政12年（1829年）から発行された文政南鐐一朱銀
- ・嘉永6年（1853年）から発行された嘉永一朱銀
- ・明治元年（1868年）から発行された貨幣司一朱銀（川常）等の種類がございます。
本日お持ち寄りいただいたお客様は、ご実家の蔵を整理していたら出てきたそうで、ご売却いただきました。8割～9割の銀が含まれているお品物も多かったこと、おまとめで査定頂いたことから、相場より高値でお買取りさせていただきました。
こちら買取本舗では一分銀 一朱銀も高価買い取り中です。ご自宅に眠っているお品物などございましたらぜひお気軽にご利用くださいませ。