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江戸時代 桐づくり 千両箱

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江戸時代の桐づくりの千両箱は、高価買取が可能なお品物です。

※買取価格は市場価格や在庫状況の動向や商品状態によって変動します。最新の価格はお問い合わせくださいませ。

千両箱（せんりょうばこ）とは、江戸時代の日本で、大量の小判を貯蔵することを目的とした箱です

　その名の通り、千両の貨幣を収納することを目的とした箱で、小判・または一分金の包塊（25両）が40個分収納することが可能でした。1854年頃からはバリエーションが増え、「二分金用の千両箱や大判が収納可能なタイプ」「五千両箱や万両箱」なども作られ、使用されておりました。

　素材としてはヒノキや樫の木を主に用いられ、角を帯包といわれる鉄板などで補強しているものが多く見られます。南京錠 によって施錠することができるタイプも存在しました。

レアな総桐造千両箱

　今回お持ち寄りいただいたお品物も、南京錠により施錠するかたちの千両箱でした。 全面に帯金具の付いた、大変丈夫で、かつ、レアな総桐造千両箱です。 持ち手は鉄味の良い大きな蕨手で、錠前も重厚感があり、手掛錠も堅い出来です。 桐無垢材を使用しており漆が施され、全面にガッチリとした帯金具が、手打ちの鋲によって、打ちつけられております。防錆の為に金具にかけられ漆は剥げかけており、経年による剥離がみられます。

　比較的綺麗な状態でしたこと、鍵が付属していること、 底に(越後宮川　吉田治作)と、作者の墨書きがございましたことを考慮し、相場よりも高価での買い取りをさせていただきました。

　こちら買取本舗では古銭・古紙幣や、その背景にある江戸時代の生活用品も高価買取中です。瀬戸・有田・備前・信楽などの古食器、水屋・古箪笥類、木箱、電気がさ・行灯・ランプ…etc。特にケヤキ、ヒノキ、桑杉といった素材で作られた時代家具には、高級品としての魅力もございます。お持ちの方はぜひ査定だけでもお気軽にご利用くださいませ。

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