筑前一分金（美品・鑑定書付き）は高額での買取りが可能なお品物です。
- 縦幅 18.4mm
- 横幅 12.6mm
- 厚み 0.9mm
- 重量 1.5g
- 買取価格：300,000円
江戸時代には政府が発行した地方貨幣
江戸時代には政府が発行した正規貨幣の他に、流通市場に現れなかったものがあります。 そのうちの１つが地方貨幣（ちほうかへい）と呼ばれるもので、江戸時代に各藩により、基本的に領地内の通用として発行された貨幣です。戦国時代から、江戸時代末期にかけて、各藩の大名が、自国領内通用として発行した金貨・銀貨は特に領国貨幣（りょうごくかへい）とも呼ばれています。
筑前分金は福岡藩で発行された楕円系のかたちをした金貨で、表面上部に福岡藩主の黒田家の裏紋である「車藤」、下部に額面の一分、二分、三分のいずれかが刻印されています。裏面には「筑前」の文字と、花押が刻まれています。江戸末期に福岡藩で製造されたものですが、黒田家が保存している分には相当量があったことから、試作というよりも発行目的で製造され、未発行に終わったものと推測されています。
貨幣組合鑑定書付の筑前分金
今回お持ち寄りいただいたものは、貨幣組合鑑定書付の筑前分金です。 日本貨幣商協同組合の鑑定書は、JNDA(日本貨幣商協同組合) の鑑定委員会により発行された、古銭や、貨幣の鑑定書です。収集用の貨幣に関する、唯一日本での公式な鑑定書だそうで、レプリカ（模造品でないという証明にもなりやすいんだとか。オークションなどで個人から入手したはいいものの、本物であるか不安な古銭、ご先祖様が残された古銭に本物という証明がないものをお持ちの方は、正しい評価やコレクション充実のため、お手持ちの古銭に鑑定書をお付けになることをお薦めいたします。
こちら買取本舗では古銭・金貨も高価買取中です。 「鑑定書がない or なくしてしまった」という方でも査定いたしますので、ぜひお立ち寄りくださいませ
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