明治4年銘の旧10円金貨（NGC鑑定グレード/MS65）

明治4年銘の旧10円金貨（NGC鑑定グレード/MS65）は高価買取が可能なお品物です。

• 年： 1871年(明治4年)
• 国： 日本国
• 純度： .900
• 額面： 10円
• 重量：16.66g
• 評価：NGC MS65
• 買取価格　～190万円（美品）

※買取価格は市場価格や在庫状況の動向や商品状態によって変動します。最新の価格はお問い合わせくださいませ。

近代貨幣の中でトップを争うほど人気の高いコインのひとつ旧10円金貨

　旧10円金貨とは、1871年（明治４年）に新貨条例が制定されたことに伴い、明治13年２月まで造られた日本の金貨です。日本の、近代貨幣の中でトップを争うほど人気の高いコインのひとつで、発行数の少なさ、世界恐慌や第２次世界大戦中の供出を乗り越えた希少性という背景は勿論のこと、加納夏雄がデザインした表面の龍図と、裏面の旭日に錦の御旗の図案の、貨幣の大きさともぴったりといえる豪華絢爛さが、当時の大阪造幣寮の指導員であった、外国人技術者も驚いたほどだそうで、現在、21世紀でも老若男女問わず、世界中の 収集家を魅 了すると言われています。

一度図面デザインの変更が行われているので、大型と小型の（大型のものは明治4～6年、小型は明治9年から13年にかけて鋳造されております）二種類に分けられますが、その他にも旧10円金貨には有輪・無輪（日章の縁取りの有無を表す。旧十円金貨のほか、旧一円銀貨にも存在します）という2種類のかたちがあります。

現存旧10円金貨の未使用・美品金貨はわずか10枚ほど

現存する旧10円金貨のうち未使用・美品金貨は僅か数10枚ほどしかないと、極めてレア度の高い金貨です。古い金貨であることもあり、MS65以上の高鑑定の金貨に出会うことは稀になっております。日本国内でも、鑑定証付きで極美品が100万円近い価格で販売されていることがございますが、クリーニングされたものもしばしあります。

今回お持ち寄りいただいたお品物は、明治4年製造、発行枚数の多い年度ですので、旧10円の中ではレアというほどではございませんが、多少の汚れや色落ちはあるものの、ケースに収められているため比較的綺麗な状態でしたので、相場よりも高値でお買取りさせていただきました。

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2017年11月18日