中華民国の倪嗣沖肖像モチーフの1ドル金貨（古銭）

中華民国の倪嗣沖肖像モチーフの1ドル金貨（古銭）は高価買取が可能なお品物です。

• 量目：18.24g(1/2OZ)
• 直径：3.20cm
• 買取価格：～18万円

※買取価格は市場価格や在庫状況の動向や商品状態によって変動します。最新の価格はお問い合わせくださいませ。

倪嗣沖をモチーフとした1ドル金貨

　こちらは、中華民国時代の、倪嗣沖をモチーフとした、1ドル金貨です。倪 嗣沖（げい しちゅう）とは清末民初の軍人です。中華民国創立前後（革命期）に活躍された方で、清で秀才となったが、まもなく李鴻章の淮軍に参加されていました。1895年（光緒21年）、袁世凱配下となって新建陸軍に加わった以降は、2代内閣総理大臣であった袁世凱のサポートもされていたそうです。

　1915年（中華民国4年）、袁世凱が皇帝即位の準備を開始すると、倪嗣沖は他の14人の北洋系軍人とともに袁を推戴しました。袁の皇帝即位に伴い、1916年（民国5年）4月、長江巡閲副使兼署安徽省長に異動しました。また、この間、護国戦争（第三革命）に際しては、袁を最後まで支持し、袁が皇帝即位を取り消そうとしたときも、これに反対したほどであったんだとか。統率力も、忠誠心もある方だったようですね。

中華民国9年（1920年/日本の大正9年）に発行の金貨

　今回持ち寄りいただいたお品物は、そんな倪嗣沖が描かれた金貨です。中華民国9年（1920年/日本の大正9年）に発行されたお品物ですので、100年ほど前になります。18.24g（1/2オンス）と金貨のサイズとしては、とても大きいというわけではありませんが、革命期付近と言う歴史的価値のあるお品物であることや、状態も綺麗で、100年ほど前のお品物には見えないほどに傷がほとんど見受けられなかったこと、流通量の少なさ（皇帝モチーフの金貨は多いのですが、倪嗣沖モチーフのものは銀貨のほうが多く出回っているため）を加味させていただき、相場よりも更に高値でお買取りさせていただきました。本日もこちら買取本舗をご利用いただき、誠にありがとうございました。

こちら買取本舗では中国革命期の金貨も、高価買い取りをしています。ご自宅のタンスに眠っているお品物等ございました際は、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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2017年10月16日